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プラセンタと輸血の関係性

感染症のリスクがほぼゼロであるにも関わらず、未だに警戒が解けることのないプラセンタ治療。
もちろん、警戒するに越したことはないのかもしれませんが…
実は、プラセンタ治療を受けると、輸血が出来なくなる可能性があるってご存知ですか?
輸血とプラセンタ治療は一体何が関係あるのか?
二つの関係について、ご説明をしていきます。

●プラセンタ治療をすると輸血が出来なくなるのはなぜ?
プラセンタ治療を受けると輸血が出来なくなるというのは、2006年に厚生労働省が決めた措置が原因です。
厚生労働省は2006年、“ヤコブ病”と呼ばれる感染症の発症を防ぐために…
ヒトプラセンタを体内に入れたことがある人に対しての輸血を、全面的に禁止。
その対策が、今現在も続いているのです。
ヤコブ病は確かに恐ろしい感染症ではありますが…
今現在に至るまで、感染した人はいないとされているため、この対応を疑問視する声が当時は多かったようです。

●プラセンタ治療はそんなに感染症の危険がある?
プラセンタ治療が日本に普及してから50年以上が経つと言われていますが…
現在に至るまで、一度もプラセンタ治療による感染症が発症したケースはありません
このことから考えるに、そんなに簡単に感染症を発症するリスクは無いと考えられるのですが…
これだけ厳しい措置を取っていたからこそ、国内で感染症を発症者が出なくて済んだとも言えるでしょう。

●人由来のプラセンタ治療以外も輸血が禁止されている?
現在輸血が禁止されているのは、ヒトプラセンタ治療を受けた方のみが対象とされています。
ヤコブ病は、ヒトプラセンタのみに感染する感染症と言われているためです。
その為、注射やサプリメントなどをはじめとした、ヒトプラセンタの治療を一度でも受けたことがある方は輸血を禁止。
場合によっては、臓器提供を禁止している箇所もあるようです。
輸血や臓器提供を希望しているという方は、今後ヒトプラセンタ治療は受けない様に心がけましょう。