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プラセンタ注射をした人は献血できないのはなぜ?

プラセンタ注射をした人は安全性のために献血が制限されています。プラセンタ注射と献血の関係について確認していきましょう。

1.プラセンタ注射をした人が献血できない理由

2006年以降、プラセンタ注射をした人は献血をできなくなりました。これは日本赤十字社が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染リスクを否定できないと判断したためです。

感染リスクが否定できない理由として挙げられるのは次の3つです。

・患者の血液のよって感染する可能性がある
・輸血の際にクロイツフェルト・ヤコブ病の検査ができない
・いまだにクロイツフェルト・ヤコブ病について詳しく解明されていない

これらの理由からプラセンタ注射をした人は献血を制限されており、輸血による変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染リスクが回避されています。

その一方、1950年にヒト型プラセンタを用いた注射薬が開発された1950年代から現在までプラセンタ注射によって変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に感染した人はいません。プラセンタ注射が危険というわけではなく、念のために献血が制限されているのです。

2.変異型クロイツフェルト・ヤコブ病とは?

クロイツフェルト・ヤコブ病は脳神経細胞の機能に障害が出る病気であり、発症すると認知症が急速に進行し、死に至る病気です。どのように発症するのかは解明されていませんが、クロイツフェルト・ヤコブ病患者の角膜などを移植されて発症した例などがみられます。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病とは狂牛病と関係が深いものです。狂牛病もクロイツフェルト・ヤコブ病と同じ脳神経細胞の機能に障害が出る病気で、人に感染して変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発症したと疑われる例も存在します。

現在のところ、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の治療は難しく、感染リスクを下げることが重要とされています。

3.プラセンタドリンクやプラセンタサプリメントは献血可能

日本においてヒト型プラセンタを用いた注射薬やサプリメントは医療機関でのみ使用が認められています。このため、一般的に購入できるプラセンタドリンクやプラセンタサプリメントにヒトの胎盤は使われておらず、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染リスクはありません。よって、プラセンタドリンクやプラセンタサプリメントを使っている人は献血を制限される対象とはなっていません。

また、医療機関でのみ手に入れられるヒト型プラセンタが含まれた「ラエンネックPO」を飲んでいる人も献血できます。これは注射と比べて内服は感染のリスクが低いと考えられているためです。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染リスクが否定できないため、一度でもプラセンタ注射を受けた経験がある人は献血をできません。献血を制限されることに抵抗がある人はプラセンタ注射を避けてサプリメントやドリンクでプラセンタを摂取すると良いでしょう。