プラセンタの注射のメリット、デメリット

プラセンタは注射やサプリメントなどで摂取できます。特に注射での摂取は効果に即効性がある一方、持続期間が短かったり、摂取を続けにくかったりすることが特徴です。

プラセンタの注射のメリット、デメリットについて詳しくご紹介いたします。

1.プラセンタの注射のメリット

プラセンタの注射メリットとして挙げられるのは次のようなものです。

1-1.効果が現れやすい
プラセンタの注射はヒトの胎盤エキスを体に直接注入します。よって、サプリメントなどと比べて効果を感じやすく、即効性も高いです。

1-2.安全性が高い
プラセンタの注射にはヒトの胎盤エキスが含まれています。そのため、豚や馬の胎盤から抽出されたエキスが配合された安価なプラセンタのサプリメントと比べて、アレルギー反応などの副作用が出にくいです。
また、プラセンタ注射に使われる薬剤は厚生労働省によって認可されています。肝機能障害や更年期障害の治療にも用いられているものなので、安全性は高いと考えて良いでしょう。
さらに、プラセンタ注射は医師の判断のもとで行われます。自分で摂取を判断しなければならないサプリと比べて安心感があり、副作用が現れたときに素早く対処してもらえるのもメリットです。

1-3.摂取の頻度が少ない
プラセンタの注射は週に2～3回の接種で効果を感じられることが多いです。毎日、サプリメントを飲むのが面倒だと感じている人にはプラセンタの接種の頻度が少ない注射が適しています。

2.プラセンタの注射のデメリット

プラセンタの注射には費用が高い、持続性が低いなどのデメリットもあります。注射の接種を検討している人はあらかじめ、次のようなデメリットを知っておきましょう。

2-1.費用が高い
肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全のためにプラセンタの注射を受ける場合は保険が適用されます。しかし、それ以外の目的でプラセンタの注射を受ける場合は保険が適用されず、1回につき2,000～9,000円程度の費用がかかります。

2-2.持続性が低い
プラセンタの注射の効果が持続するのはおよそ2～3日です。効果の持続性を望む人はサプリメントで毎日プラセンタを摂取し続ける方が良いでしょう。

2-3.献血をできなくなる
プラセンタの注射は安全性が高いと考えられています。その一方で、クロイツフェルト・ヤコブ病のリスクを完全に否定できないため、注射を受けた人は献血をできなくなります。

2-4.副作用が出る可能性もある
プラセンタはホルモン剤などと比べて副作用が少ないです。しかし、人によっては注射を受けた後に赤みが出たり、かゆくなったりすることもあります。

3.まとめ

プラセンタの注射はサプリメントなどと比べて効果が現れやすく、即効性もあります。早く健康や美容にプラセンタを役立てたい人は費用などのデメリットを知ったうえでプラセンタの注射を検討してみると良いでしょう。