即効性があり、高い効果を期待できるプラセンタ注射は打つ場所によって効果が異なります。プラセンタ注射を打つ場所と効果の関係性を確認していきましょう。
プラセンタ注射を打つ場所は期待する効果によって異なります。具体的には次のような場所に注射を打つことが多いです。
1-1.基本的なのは腕やお尻
基本的にプラセンタ注射は腕やお尻に打ちます。成分が血流にのって全身に回るため、腕やお尻に打っても全身の血行を改善したり、免疫力を高めたりする効果を期待できるのです。
1-2.痛み改善を目的に肩や腰に打つことも
腕やお尻にプラセンタ注射をしても、全身に成分が回りますが、より高い効果を期待したい場合は医師の判断で特定の場所に注射を打つこともあります。
例えば、肩や腰に痛みがある場合は痛みが強い場所にプラセンタ注射をして、改善を目指します。プラセンタには抗炎症作用があるので、痛みを感じている場所にピンポイントで注射をすることで痛みの緩和を期待できるのです。
1-3.クマを改善したいときは顔に打つこともある
顔のツヤやハリの維持などエイジングケアを目的とする場合は腕やお尻にプラセンタ注射を打つことが多いです。しかし、クマを改善したいときは顔に注射をして、目の下の血管の血流を改善させることがあります。
プラセンタ注射に重大な副作用やリスクは確認されていませんが、顔などに注射を打つことに抵抗がある人は医師に相談してみると良いでしょう。
プラセンタをどこに打てば良いか迷ったら、次の2点を確認してみましょう。
2-1.痛みが少ない場所
脂肪が多い場所は少ない場所と比べて注射の痛みを感じにくいと考えられています。痛みが苦手な人は他と比べて脂肪がたくさん付いている場所にプラセンタ注射を打ってもらいましょう。
お尻と腕で迷ったときはお尻の方が痛くありません。
2-2.内出血に注意
プラセンタ注射は効果の持続時間が短く、2~3日程度です。そのため、継続してプラセンタの効果を期待したい場合は週に1~2回程度注射を打たなければなりません。
何度も同じ場所に注射を打つ場合に気をつけたいのが内出血です。特定の場所に何度も注射を打つと内出血を起こして青くなることがあるので、特に肌を見せる夏は打つ場所を変える方が良いでしょう。
プラセンタ注射は腕やお尻に打つことが多いですが、特定の効果を期待する場合は医師の判断で打つ場所を変えます。打つ前に医師とよく相談し、納得の上でプラセンタ注射を受けましょう。