プラセンタで心も健康に

肝炎や乳汁分泌不全の治療に使われたり、美肌目的で使用されたりするプラセンタは心の健康にも役立ちます。

プラセンタを摂取することによって心の健康が保たれるのは2つの理由からです。

1.ホルモンバランスが整えられる

特に女性の場合、月経前や更年期は不安になったあり、イライラしたりすることが多いです。これは女性ホルモンの一種「エストロゲン」が減少し、それに伴って幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌量も減少するため。

セロトニンはエストロゲンと同じ視床下部から分泌されており、エストロゲンの分泌量が減ると影響を受けてセロトニンも不足すると考えられています。

セロトニンが不足するとイライラや不安などを抑えられず、心が落ち着きませんが、このような状態を改善する効果があるのがプラセンタ。プラセンタに含まれる神経細胞増殖因子はホルモンの分泌を正常化させる働きがあるため、セロトニンやエストロゲンの減少を抑えられます。

2.自律神経の乱れが改善される

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で構成される神経です。交感神経は体や脳を緊張状態にする神経、副交感神経は体や脳をリラックスさせる神経を指し、このバランスが整っていると心と体も安定した状態が維持されます。

ところが、強いストレスを受けると自律神経は乱れます。体や脳を動かさなければならないときに副交感神経が働いたり、休む時間に交感神経が働いたりすると、やる気が起きず、疲れも取れません。

プラセンタが心の健康に役立つのは自律神経の乱れを改善するためです。神経細胞増殖因子が交感神経の働きを正常化し、自律神経の乱れを改善して心と体を安定化します。

また、プラセンタを摂取してセロトニンの分泌量が上がるとストレスに対して強くなるため、自律神経の乱れを予防する効果も期待できます。

プラセンタは心の健康に役立ちます。脳の働きを正常に保ったり、心を安定化したりするビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富に含んでいるため、ストレスや疲れがたまった時はプラセンタのサプリメントなどを摂取すると良いでしょう。