さまざまな種類のプラセンタのなかでも最も流通しているのが豚の胎盤から抽出されたプラセンタ。豚のプラセンタのメリットやデメリット、摂取方法などについてご説明いたします。
豚のプラセンタのメリットは価格が安いこと。豚は一年に2回、一回で10匹ほどの子豚を出産するため、胎盤が安価で出回りやすく、サプリメントやドリンクなどで頻繁に使われています。
価格は安いですが、他のプラセンタと同じように豊富な栄養素や成長因子を含んでいるため、効果が薄いわけではありません。特にしわや乾燥肌の予防など美容面では高い効果を期待されています。
その一方で、豚のプラセンタはサプリメントやドリンクによって品質に差があることがデメリットです。豚は羊や馬などの動物とは異なり、集団で飼育されているため、感染症が出やすいです。この予防のために薬剤がたくさん使用されていることがあり、薬剤を取り除く処理の過程で有効成分が失われていることもあります。
また、サプリメントやドリンクを摂取しすぎると薬剤の影響で発疹などが出ることがある点にも注意が必要です。
薬剤などの影響が気になる人はSPF豚の胎盤から抽出されたプラセンタが含まられたサプリメントやドリンクを使用するのがおすすめ。SPF豚とは豚の成長に悪影響を及ぼすマイコプラズマ肺炎などの感染症に汚染されていない豚であり、厳しい管理下で育てられていることが特徴です。
SPF豚の胎盤から抽出されたプラセンタは薬剤残留の心配がないため、処理の過程で失われる有効成分が少なく、薬剤の影響で体調が悪くなることもありません。
一般的な豚から抽出されたプラセンタよりも費用が高いですが、安全性も高いので、豚プラセンタのデメリットが心配な人はSPF豚のプラセンタを選ぶと良いでしょう。
豚のプラセンタは日本で最も出回っていることが特徴です。安価で手に取りやすいので初めてプラセンタを摂取しようと思っている人は豚のプラセンタを試してみてはいかがですか。