プラセンタは人間だけでなく、犬や猫などのペットにも利用できます。プラセンタをペットに与えた場合に期待できる効果やペットにプラセンタを摂取させる方法をご説明いたします。
プラセンタは哺乳類の胎盤から摂取したエキスを抽出して作られたものです。人間が摂取すると肝機能障害や美肌効果などを期待できると注目を集めていますが、人間と同じ哺乳類のペットに与えてもさまざまな効果を期待できると考えられています。
他方、爬虫類や両生類、鳥類のペットにプラセンタを与えたい場合はあらかじめ、獣医に相談をしておくと良いでしょう。プラセンタは哺乳類の体内から抽出された成分であるため、与えてもペットに害がないのか確認しておくことが重要です。
ペットにプラセンタを与えると次のような効果を期待できます。
・老化の予防
・肝機能の改善
・食欲不振の改善
・アレルギー症状の緩和
・体力向上
・抜け毛の予防や毛づやの改善
これらの効果がもたらされるのはプラセンタに成長因子と呼ばれるアミノ酸が含まれているため。成長因子は体内でさまざまな細胞の働きを活発化させるので、プラセンタを摂取すると体調不良の緩和や体力の向上などに役立ちます。
ペットにプラセンタを与える場合、プラセンタサプリメントかプラセンタ注射を利用します。それぞれの特徴は次の通りです。
3-1.プラセンタサプリメント
人間が使用するプラセンタサプリメントを犬や猫に与えることもありますが、ペット用のプラセンタサプリメントも販売されています。摂取量や栄養バランスなどを考えた場合は人間用ではなく、ペット用のプラセンタサプリメントを適量与える方がペットの健康にとって安心でしょう。商品によっては人間も使えるペット用プラセンタサプリメントもあるので、ペットと一緒に使いたい方は検討してみても良いでしょう。
3-2.プラセンタ注射
プラセンタ注射を受けられる動物病院もあります。注射はサプリメントと比べて即効性があるため、ペットの食欲がないときや元気がないときに役立つでしょう。その一方で、効果の持続期間が短く、プラセンタサプリメントよりも高価であることが多いので、メリットとデメリットを考えて摂取方法を選ぶことが大切です。
プラセンタは犬や猫などのペットにも使えるものであり、ペットに与えると人間が摂取したときと同じような効果を期待できます。老化などが原因でペットの体調がすぐれないときはプラセンタを与えてみると良いでしょう。