腰痛にはプラセンタ

プラセンタには血行促進作用、自律神経調整作用、抗炎症作用があり、腰痛の緩和に効果的だと考えられています。

プラセンタの持つ作用と腰痛の関係について確認していきます。

1.血行促進作用と腰痛

腰痛を引き起こす原因の一つが血行不良です。血液には体内に溜まった乳酸などの疲労成分を回収していく働きがありますが、血行が悪くなると疲労成分が残って腰痛につながります。

血行不良による腰痛の緩和に役立つのがプラセンタの血行促進作用です。動物の胎盤から抽出されたプラセンタには胎児を成長させるために使われる豊富な栄養素が含まれています。この栄養素のうち、ビタミンEと鉄分には血流を改善させる作用があり、血行不良によって起こる腰痛の緩和に効果を発揮します。

2.自律神経調整作用と腰痛

プラセンタはストレスが原因で自律神経のバランスが乱れて起こる腰痛の緩和にも効果的です。

自分の意思でコントロールできない自律神経は体を活発に動かしている間に働く交感神経と体を休めている間に働く副交感神経で構成されています。交感神経と副交感神経のバランスが整っていると日中の疲れは寝ている間に回復されるため、腰痛の原因である疲労物質は蓄積されません。

しかし、強いストレスを受けると夜間も体は緊張状態になり、交感神経が働き続けます。交感神経には血管や筋肉を収縮させる作用があるので、寝ている間も交感神経が働くと疲れが取れずに腰痛が起こります。

ストレスによる腰痛にプラセンタが効果的なのは自律神経のバランスを整える神経細胞増殖因子が含まれているためです。自律神経のバランスが取れれば、夜間にしっかりと疲労を回復できるため、腰痛も緩和できるでしょう。

3.抗炎症作用と腰痛

普段とは異なる動作をしたり、重い荷物を持ち上げたりして腰痛が起こるのは腰の周りにある筋肉に炎症が起こるためです。プラセンタは筋肉の炎症による腰痛の緩和にも効果を期待されています。

プラセンタが炎症による腰痛を緩和するのは抗炎症作用があるためです。プラセンタに含まれる数々の成長因子は壊れた細胞を修復して筋肉の炎症を鎮めるので、プラセンタを摂取すると筋肉の痛みが緩和されます。
プラセンタはさまざまな原因で起こる腰痛の緩和に効果を期待されています。医師の診察を受けても腰痛が緩和されない人はプラセンタを使って体の調子を整えてみると良いでしょう。