プラセンタは効果が出るまでに1週間から3か月程度の時間がかかります。プラセンタを摂取し始めてから効果を実感できるまでの期間や効果が現れるまでにみられる好転反応について確認していきましょう。
プラセンタの効果が出るまでの時間は摂取方法によって異なります。プラセンタの摂取方法として人気が高いプラセンタサプリメントとプラセンタ注射の効果が出るまでの期間は次の通りです。
1-1.プラセンタサプリメント
毎日継続してプラセンタを摂取した場合、早い人では1~2週間程度で肌のハリなどに効果がみられます。その後、徐々にさまざまな効果が現れ、摂取開始後約1か月で疲労回復、約3か月で肝機能の改善や更年期障害の緩和などが実感できるようになります。このため、プラセンタサプリメントの摂取を始めたら最低1か月程度は摂取を継続すると良いでしょう。なお、効果が現れた後もサプリメントの摂取を続ければ、効果は持続し続けます。
1-2.プラセンタ注射
人間の胎盤にある成分をもとにして作られたプラセンタ注射は豚や馬などの胎盤から抽出されたサプリメントよりも人の体内に吸収されやすく、即効性があることが特徴です。早い人であれば2回程度の接種で効果を実感できるため、プラセンタの効果を早く実感したい人はプラセンタ注射を受けると良いでしょう。その一方で、効果の持続期間は2~3日と短いです。初めの1か月程度は1週間に2回程度の頻度でプラセンタ注射を受ける必要があるため、費用はかさんでしまいます。
プラセンタを摂取するとホルモンバランスの調節やシワの改善などさまざまな効果を期待できますが、これらの効果が出るまでに好転反応がみられることもあります。好転反応とは体調が整っていくまでにみられる一時的な体調の悪化であり、そのままプラセンタを摂取し続けると次第に症状が治まることが特徴です。プラセンタの好転反応として代表的なものは生理不順やニキビなど。好転反応は副作用ではないため、反応が現れても摂取を継続することが大切ですが、気になることがあれば一度医師に相談しておくと安心です。
プラセンタの効果を実感するためには継続して摂取することが大切です。効果が出るまでの時間には個人差がありますが、すぐに効果を実感できないときは最低でも1か月程度は摂取を継続して様子を見ると良いでしょう。